アマチュア投資家の反乱。米ウォール街のプロ、ヘッジファンドを追い詰めた件
ゲームストップ株を暴騰させたアマチュア投資家たちの反乱と疑惑の幕切れ
ゲームストップ株を暴騰させたアマチュア投資家たちの反乱と疑惑の幕切れ(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
2021年1月29日このような記事がYahooニュースから配信されました。
■どういった出来事?
アメリカ株式市場で、ゲーム小売店「gamestop」の株価があり得ないほど高騰を続けた後、半値まで暴落
■あらまし
自分たちの大好きなショップ「gamestop」がヘッジファンドの空売りの対象になったっている。
↓
あるアマチュア投資家がネットでヘッジファンドをこらしめてやろうと、株を買うことを仲間に進める
↓
それが集団となって株価が吊り上り、そこに普通の小口投資家も参戦、ますます株価があがった
↓
株価が下がることを期待して空売りを行ったヘッジファンドは大損
↓
アマチュア投資家たちの取引を支えた、手数料無料の投資アプリ「ロビンフット」がgamestop株の取引を制限
↓
買い支えをしていたアマチュア投資家たちが取引できなかったため株が暴落
■どうやってアマチュア投資家はプロのヘッジファンドを追い詰めた
ゲームストップ株を暴騰させたアマチュア投資家たちの反乱と疑惑の幕切れ(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
■取引を制限した「ロビンフッド」は批判を受け再開
Robinhood、株価乱高下のGameStopやNokia株の取引制限も、批判受け再開へ - ITmedia NEWS
■空売りで有名な投資家は非難
RedditユーザーによるGameStop株の乱高下…空売りで有名な投資家は「非常識で危険」と批判(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
■そもそも空売りって存在意義はあるの
空売りとは、簡単に言うと株価が下がると儲ける仕組みであり、ヘッジファンドなど資金力の大きいものが実施すると株価を著しく下げることにつながります。
会社の株は売ったり買ったりして価格を調整していくのですが、他人の株を借りて売るというこの行為は、意義がわかりませんでした。
そこで調べてみたところ、
流動性を向上させ市場を適切な価格へ導くことに寄与した行為のようです。
行き過ぎた株価を下がる役割があるということなのですが、株を買うということは企業へ投資するということであり、投資したいと思えば買うし、投資を止めたいと思えば売る。それだけで良さそうなものなので、いまいち納得できませんでした。
まだまだ、株式市場への理解が足りないですね。。。
■感想
このニュースは、Eメール、チャット、SNSなど情報コミュニケーションツールが発達した世の中だから起きた事件でしょう。
自分の好きな会社を救おうと知らない人同士がつながり、圧倒的有利なプロを打ち負かすなんてスカッとする話です(そのあと、信じていた購入業者から裏切られてしまうというおまけつきですが)。
ただ、この行為(ロビンフッドによる買制限も含めて)について、正当化され世の中に受け入れられるのか、認められず規制という形で制限されてしまうのかわかりません。記事の端々だけ見るとアマチュア投資家の言い分が正しいように見えますが、裏にはどのようなことが隠されているかわかりません。今後もこの事件の顛末を注視していきたいと思います。
「よろしければ、読者登録お願いします。」