ちゃまりゃんの体験記録

最近購入したものや、はまっているものなど、自分が調べたことを体験記として記録します。

自転車事故で弁護士費用特約がついてて助かった話

どうも!くろまめっす。今日の話は自転車に乗ってて起きた事故で、裁判沙汰になった話です。

実は、まだ解決していない。。。

 

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3輪バイクと自転車のオッサン同士の事故

相手は、50ぐらいの恰幅の良いオッサンで屋根付き3輪バイク(ピザ屋さんが配達で使用しているバイクのようなもの)に乗っていました。

路肩を走っていた私の自転車に、その3輪バイクが幅寄せしてぶつかったという事故です。お互いにまさか出てくるとは思わなかったので、すぐさま激昂。

ただ、言い合いにとどまり直ちに警察を呼ぶことになりました。(殴り合いにはならず)やはりどんなときも冷静さを保つのは大事です。

 

警察の現場検証

警察が4人ぐらい来ました。1人は交通整理。1人は道路にチョークを書いたりタイヤ痕を調べたり、残りの2人がそれぞれの言い分を聞く役でした。

その間、相手のオッサンはパシャパシャ写真を撮ったり、肩痛いと言ったり時計が壊れたんじゃないかとかしきりに訴えていました。今考えると警察が来たあとは落ち着いて場馴れしている感じでした。

ひとしきり現場検証が終わった後で、示談にするか人身事故にするか警察が二人に聞いてきました。

事故は激しいものではなく、自分にけがはなさそうでしたし、自転車も壊れている箇所がなさそうだったし、時間も20時過ぎだったため、早く帰りたいということもあったので、相手の出方次第では示談で良いかなと思っていました。

こっちは自転車、相手は屋根付き3輪バイクということで、圧倒的にこっちの方が有利だろう。3輪バイクのオッサンも冷静になってさすがに謝ってくるだろうと考えていたのです。

 

署での事情聴取

私の思惑は外れ、相手が先に「人身事故じゃー」みたいなことを言い出したので、こちらも「あたりまえじゃー」となりました。

ということで、警察署にそのまま集合ということになりました。

19時前に事故が起きて、署に集合したときは21時過ぎていました。

それから、またしばらく待たされ、そのあと一人ずつ部屋で話を聞くということになりました。

ここで、腹が立ったのは相手よりも私の順番が後になったことです。もちろん早く終わった相手は早く帰れました。

聞き手の警察は一人で、順番に話を聞くということになるらしいです。説明がなく相手が呼ばれた後中々私が呼ばれなかったので、別の警官に聞いたところ判明しました。

これなんなんでしょうね?散々文句を言いましたが、「すみませんが、お待ち下さい」の一点張りでした。

やっと自分の番がまわり、警察の質問に答えて、その答えを警察が文字として記し、その内容を問題ないか確認しての繰り返しで、最後にサインさせられました。

自転車に速度何Km出していたのか?と聞いてくるのですが、こちらは何Kmで走っているのかなどわからず、それでも数値化しなければならないというのは苦しかったです。

 

「後日医者の診断書を警察署へ提出してください」と言われて解散となりました。

時間は23時回っていました。

 

保険屋と今後について相談

翌日、さっそく保険屋さんに電話。担当の人を付けてくれて今後の相談をすることに、私は自動車保険に入っていたのですが、日常生活保障特約で自転車の事故も補償されるということ、病院への診察代、診断書発行代(5,000円程度)、するのですが、その料金一式保険会社からでるということと、相手との交渉もやってくれるということで、至れり尽くせりでした。 

私は、診断書を警察署へ提出してその後は保険会社からの連絡を待つことになりました。

 

相手は保険に入っていない!?

保険屋さんから、相手が保険屋さんを一向に紹介してくれないという進捗報告がありました。事故当事者同士の保険会社間で交渉が行われるのですが、一向に教えてくれないということ、1カ月経過した後にやっと相手から弁護士を紹介され、今後はその弁護士が交渉の相手になることをつげられ、やっと話が前に進むかに思われました。

 その後、半年たって久しぶりに保険会社から連絡がありました。やっと終了したという話かと思ったのですが、その回答は「相手方から連絡がないので、相手弁護士に連絡をしたところ、依頼人が必要な書類などを提出してこなくその後全く進展がない」という報告でした。

まあ、相手からとくに何か損害賠償を取るつもりがなく、私の分の治療費は保険会社から等級がさがることなく出たので、そのまま特にあちらから何も言ってこなければ、放置ということにしました。

 

その1年後、裁判所から出頭命令

突然、損害賠償請求され被告人になったという物々しい通知が自宅へ届きました。

家族ともども、そのようなものを見たこともなかったので、さすがにびっくりしました。すぐさま保険会社に電話したところ、こちらも弁護士さんに出てもらいましょうということになりました。(後日、保険会社が以前の相手方の弁護士に連絡したところ、既に解約しており、損害賠償請求をサポートしたのは別の弁護士だということ)

相手の訴状に対する答弁書を提出するのですが、弁護士さんのお力を借りることになりました。

損害賠償請求の内容ですが、すごいめちゃくちゃなんです。

  • 転倒していないのに、転倒していることになっている
  • 左側をぶつけたのに、右側の診断書がついている
  • 屋根付き3輪バイクの四方八方(屋根の上も)の傷が事故のせいになっている

弁護士も依頼人の言いなりなんですね。。。ここまで突っ込みどころ満載のことを弁護士が書くのかと。

もちろん、完膚なきまでに叩き潰してもらいました。

 

相手方が答弁書に対する反論書面提出

その1か月後、相手方から反論書面が提出されました。

  • 転倒している記述はなくなりました
  • 右側の診断書は間違えだったとなりました
  • バイクの屋根の上の傷は、私のしょっているリュックがぶつかったことになっている

またしても、めちゃくちゃな内容。相手方の弁護士もよくもまあ、そんなことを書けるな~という弁護士もピンからキリまで頭の悪い人もいるということがわかりました。

現在は、こちらに対しての反対書面を提出したところです。もちろんこちらの弁護士先生は優秀な方なので頼りになります。

相手をボコボコにしてくれるでしょう。

 

まだ終わりではない

ということで、まだ解決していません。まさか自転車で起きた事故でこちらが被告人になるようなことが起きるとは思っていませんでした。

皆さんも自転車の運転にはくれぐれも気を付けましょう。

それと、弁護士費用特約はなるべくつけるようにしましょう。やはり弁護士先生は頼りになります。でも先に記載しましたがピンキリなので注意してください。

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
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